実印として使っている印鑑を別のものに替えたい。そう思ったとき、単純な変更手続きがあるのか、それとも一度登録をやめてからやり直すのか、迷う方は多いと思います。登録印そのものをなくしてしまった場合と、印鑑登録証をなくした場合とでも、必要な動きが変わってきます。
地域情報メディア『幌ログ』でエリア担当ライターをしているシンノスケです。わたしは札幌市東区在住で、区役所まわりの手続きは自分でも何度か確認してきました。急ぎで動く前に、まず全体の流れをつかんでおくと落ち着いて対応できます。
この記事では、登録印を替えるときの基本的な考え方、廃止と再登録の関係、紛失した場合の違い、東区での窓口と持ち物まで、順を追って整理します。
登録印を替えるとき知っておくこと
先に結論を言うと、札幌市の印鑑登録には印影だけを差し替える手続きはありません。今の登録を一度廃止して、新しい印鑑で改めて登録し直す形になります[1]。
手元に印鑑登録証があるかどうかで、当日の流れは変わってきます。廃止の届出には登録印鑑廃止届が必要で、印鑑登録証も一緒に持参する形が基本です[9]。
わたしも最初は「印鑑を変えるだけなのに、なぜ一度やめる必要があるのか」と感じました。ただ登録の仕組み自体が、印影ひとつに対して番号を割り当てる形になっているんですよね。
廃止したあとに再登録する流れ
廃止の手続きが終わったら、続けて新しい印鑑での登録申請に進みます。窓口では同じ日にまとめて済ませられる場合が多いです。
ただし登録には二つの進め方があり、日数がかかるか、当日で終わるかが変わってきます。ここが見落としやすいところ。
一般的な手続きでは、申請後に自宅へ照会書が郵送され、それを持って再度窓口へ行く必要があります[3]。急ぎの場合は、運転免許証やマイナンバーカードなど本人確認書類を用意すれば当日に完了できる方法もあるので、先に確認しておくと安心です。
登録している印鑑をなくした場合
登録している印鑑そのものをなくしたときは、悪用されないかどうかがいちばん気になるところだと思います。この場合は、直ちに印鑑登録の廃止を申請するよう条例で定められています。
印鑑を紛失して廃止する場合は、廃止する印鑑欄への押印は不要とされています[9]。手元にない印鑑を押せるはずがないので、これは自然な扱いです。

なくしたと気づいたら、まず区役所に連絡してみてください
印鑑登録証をなくした場合の違い
迷いやすいのが、登録印そのものではなく、カードである印鑑登録証だけをなくしたケースです。この場合も同じく、直ちに市へ届け出る必要があります。
印鑑自体は手元に残っているとしても、カードを紛失した以上、そのまま印鑑証明書を取ることはできません。再度、登録の手続きをやり直す必要があります。
登録印の紛失とカードの紛失は原因が違うのに、結果として「もう一度登録し直す」という着地は同じになる。ここは意外と知られていないところだと感じています。
東区で手続きする窓口はどこか
印鑑登録に関する届出は、住民登録がある区の区役所戸籍住民課で行います。市役所本庁や大通証明サービスコーナーでは受け付けていません。
東区に住民登録がある方は、東区役所の戸籍住民課が窓口になります。北区は篠路出張所、南区は定山渓出張所でも対応可能です。
平日は車で移動することが多いので、区役所周辺の混み具合は時間帯でかなり変わる印象があります。午前の早い時間か、昼を少し過ぎたあたりが動きやすいと感じています。
手続き時に用意しておきたいもの
持ち物は、通常の変更か紛失かによって変わります。ここを一度確認しておくと、窓口で慌てずに済みます。
- 通常の変更の場合
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登録印鑑廃止届、印鑑登録証、新しく登録する印鑑を持参します。
- 登録印を紛失した場合
印鑑登録証亡失等届出書と、あれば印鑑登録証を持参します。
印鑑登録証亡失等届出書と、本人確認書類を持参します。
持ち物は状況によって細かく変わるため、事前に東区役所戸籍住民課へ電話で確認しておくと確実です。
新しく登録できる印鑑の条件
新しい印鑑なら何でも登録できるわけではありません。札幌市には登録できない印鑑の条件が定められています。
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- 印影が8ミリ四方より小さい、または25ミリ四方より大きいもの
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- 住民票の氏名の一部を組み合わせていないもの
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- 職業や肩書、模様などを表しているもの
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- ゴム印など変形しやすい素材のもの
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- 印影が不鮮明、または縁がないもの
実印として使うなら、フルネームか姓か名のどれかで作るのが安全です。三文字以上の長い名前を無理に一本の印鑑へ収めようとして、条件に合わず作り直しになった例も聞いたことがあります。
代理人が手続きするときの注意点
本人が体調などで窓口に行けない場合、代理人による手続きも可能です。ただし委任状が必要で、進め方も本人申請とは少し違います。
代理人が申請した場合、登録は原則として本人あての郵送照会を経てから完了します。当日その場での即日登録はできません。
紛失の届出も代理人が可能ですが、登録者本人の印鑑登録証を預ける必要があります。うちの親の代理で動くことになったら、と考えると、この預ける部分は先に確認しておきたいと感じています。
印鑑証明書はいつから取れるか
廃止と再登録の間は、印鑑証明書を発行できない空白の時間ができます。急ぎで証明書が必要な用事がある方は、この点を先に押さえておきたいところです。
手続きが完了して印鑑登録証を受け取った時点で、はじめて印鑑証明書の発行が可能になります[3]。1通の手数料は400円です。
通常変更と紛失時の違いを整理する
ここまでの内容を、手続きの流れで並べておきます。順番で見ると分かりやすいと思います。
単純な変更か、登録印の紛失か、印鑑登録証の紛失か、まず状況を整理します。
東区役所戸籍住民課で、廃止届や亡失等届出書を提出します。
本人確認書類をそろえて、新しい印鑑での登録申請を行います。
紛失のケースでは、この間に印鑑証明書が発行できない期間ができることも忘れずにいてください。用事の日程が決まっている場合は、逆算して早めに動くほうが無理がありません。
最新情報は区役所で確認する
ここで紹介した内容は、この記事を書いている時点での札幌市の公式情報にもとづいています。持ち物や書類の様式は見直されることがあるため、手続き前に一度確認しておくと安心です。
特に代理人による手続きや、当日中に登録を終えたい場合は、必要書類が細かく分かれています。電話で先に聞いておくと、二度手間にならずに済みます[3]。
今日この後にできる小さな一歩
実印を替えたいだけなのか、それとも印鑑や登録証をなくして困っているのか。まずはこの二つのどちらに当てはまるかを、今日のうちにはっきりさせておくと、次に何を持って区役所へ行けばいいかが見えてきます。
わたし自身、区役所の手続きは後回しにしがちなたちですが、印鑑まわりだけは早めに動くようにしています。特に紛失のときは、証明書が取れない空白の期間があると分かってから、なおさら急ぐようになりました。
今日中に東区役所戸籍住民課へ一本電話を入れて、必要な持ち物だけ確認しておいてもらえたら、当日の窓口がぐっと楽になると思います。落ち着いて次の一歩を決められる週末になったらうれしいです。













