子ども食堂を調べようとすると、食事の場なのか、地域の交流の場なのか、どういう人が行っていいのか、最初からなかなか分かりにくいと思います。「子ども向け」と書かれていても、大人だけでは来にくいのかとか、予約が要るのかとか、気になりはじめるときりがないですよね。
地域情報メディア『幌ログ』で東区・北区を担当しているライターのシンノスケです。この二つの区は開催場所も運営の形もそれぞれ違うので、探し方をちょっと整理しておくだけで動きやすくなります。
今回は、子ども食堂が地域で担っている役割から、東区・北区で実際に活動している食堂の紹介、参加条件の見方、支援側としての関わり方まで、順番に整理していきます。
子ども食堂が地域で担っている役割
子ども食堂というと、食事を無料または低額で提供する場というイメージが先に来るかもしれません。それは間違いではないのですが、実際に足を運んでいる人の話を聞くと、「ごはんより、人と話せる時間が目的」という声が多い。
子どもが一人で安心して来られる場所として始まった取り組みですが、今は地域のつながり全体を支える居場所に育っているところが多いです。大人が顔を出しにくい場所でもないため、利用する側も幅広い。
東区・北区で活動する食堂を3つ紹介
ここでは、札幌市公式の「子ども食堂等一覧(令和8年3月11日現在)」と各団体の公式サイト・SNSをもとに、東区・北区で実際に活動している食堂を3つ紹介します。開催日・参加費は変更になることがあるため、必ず訪問前に各団体の最新情報を確認してください。
- 地域食堂きらりの(東区)
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東区東雁来12条4丁目1-18。偶数月の土曜11:00~15:00開催。高校生以下100円・上記以外300円。1月から3月は休止。TEL:011-374-8760
- 子ども食堂てらもぐ(東区)
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東区北9条東3丁目1-10(瑞玄寺内)。毎月第4または第5金曜開催。参加費は無料。食育や学習サポートも行う。Instagram:@teramogu.kodomoshokudo
- こども食堂よるちせ(北区)
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北区新琴似1条8丁目19-10(NPOボラギャング)。毎週水曜17:00~18:00おむすび持ち帰り・金曜18:30~21:00夜ご飯提供。こども無料~200円・大人300~500円。公式サイト:volungang.therestaurant.jp
きらりのは偶数月のみ、てらもぐは第4・5金曜と、開催タイミングがそれぞれ違います。自分の動きやすい曜日に合う食堂から調べると、行動に移しやすいと感じています。
開催場所と開催頻度の読み方
月1回から月2回程度が多い傾向ですが、よるちせのように週複数回の運営をしているところもあります。会場は毎回同じ場所とは限らず、地域の集会所や福祉施設を借りて開いているケースが多め。
頻度だけで比べても判断しにくいので、開催曜日と自分の行動パターンが合うかどうかで見ると動きやすいと感じています。帰り道で無理なく寄れるかどうかは、続けて使えるかどうかにも影響します。
参加条件で見ておきたいところ
先に結論を言うと、参加条件は運営団体ごとにかなり違います。「子ども無料・大人有料」の食堂もあれば、事前申し込みが必要なところ、当日参加のみのところと、形がそれぞれ異なります。

申し込みが要るかどうかは、事前に確認しておくと当日焦らずに済みます
「子ども向け」と書かれていても大人も入れる場合がほとんどですが、対象年齢の記載がある団体もあります。利用条件と対象範囲は、必ず各団体の最新の公式発信で確認することが前提です。
食事以外に行われることがある内容
食事の場だけと思っていると少し意外かもしれませんが、学習サポートや遊びの時間、季節のイベントを一緒に行っている食堂もあります。てらもぐでは食育や勉強を見てもらえる時間もあり、不登校の子どもへの居場所支援を兼ねている食堂もある。
- 食事の提供(無料または低額)
- 子どもの学習サポート
- 季節のイベント・交流の時間
- 大人同士のつながりの場
- 不登校支援との連携
内容は団体によって異なるので、ウェブサイトやSNSの直近の投稿を見ると、実際の雰囲気がつかみやすいです。
支援する側として関わる場合の見方
利用する立場ではなく、ボランティアや寄付として関わりたい場合、確認しておきたい点が少し変わります。調理や片付けの補助、子どもの見守りなど、関わり方の幅は団体によって異なります。
NPOボラギャングでは、ボランティアスタッフの受け入れを行っており、問い合わせは公式サイトのフォームから可能です。食材・物品の寄付を受け付けている団体もあるので、まず各団体のサイトやSNSで募集状況を確認してみると分かりやすい。
初めて調べるときに迷いやすい点
迷いやすいのが、「どこに行けば一覧で分かるか」です。区の公式ページ、ネットワーク団体のサイト、各食堂のSNSと、情報がいくつかの場所に散らばっているため、一か所で全部は確認しにくい構造になっています。
わたしも最初、東区の食堂を探そうとしたときに、古い一覧と新しい情報が混在していて少し戸惑いました。公式発信の日付を確認してから判断する習慣をつけると、だいぶ動きやすくなります。
よくある思い込みと実際の違い
「子ども食堂は生活が困窮している家庭だけが行く場所」と思っている方もいますが、多くの食堂は地域に開かれた交流の場として運営されています。来る人を限定していないところのほうが多い印象です。
また、「毎回同じ日時に必ず開いている」と思って出かけると、休止や変更に当たることがあります。開催日は変わる可能性があるため、訪問前に最新情報の確認を。SNSの最新投稿を見るのが一番早いです。
休止や変更がある情報との向き合い方
子ども食堂の多くは、ボランティアや地域の善意で動いている団体です。食材の調達状況、会場の都合、スタッフの体制など、さまざまな事情で急な変更が起きることがある。
きらりのは1月から3月の休止期間があるなど、季節によって動き方が変わるケースもあります。ウェブサイトよりSNSのほうが更新が早い団体が多いので、InstagramやLINEを先に確認するのが動きやすいと感じています。
公式情報の確認先をまとめておく
確認先は大きく三つあります。それぞれ情報の種類が少し違うので、目的によって使い分けると探しやすい。
「子ども食堂など地域の子どもの居場所」のページで一覧PDFを確認できます。
こども食堂北海道ネットワークに道内の情報が集まっています。
開催日の変更や休止情報は、公式サイトより各団体のSNSに先に出ることが多いです。
今日、一つだけ動いてみるとしたら
いきなり見学や参加のハードルが高いと感じるなら、今日の帰り道にスマホでてらもぐやよるちせのInstagramを開いてみるだけでも十分だと思います。直近の投稿から雰囲気が分かるので、行きやすそうかどうかが少しイメージしやすくなります。
わたし自身、場所が分かりにくそうな情報はついつい後回しにしてしまうタイプなので、まず名前と場所だけでも頭に入れておくと、次の一歩が少し近くなる気がしています。
気になった食堂のSNSを一つフォローしておくだけで、次の開催日や雰囲気が自然と目に入るようになります。そこから動けそうだと感じたら、問い合わせてみてくださいね。













