平日の昼間に区役所へ行くのが難しいとき、近所のコンビニで印鑑証明が取れたら、と思うことがあります。ただ、条件がそろっていないと取れないのも事実で、行ってみてから気づくのはちょっと避けたいところです。
東区・北区エリアの地域情報を発信する『幌ログ』のエリア担当、シンノスケです。わたし自身、この近辺で暮らしていて、帰り道でついでに済ませたいという場面はよくあります。そういうときに使える情報を整理しました。
この記事では、コンビニ交付の利用条件、マイナンバーカードと印鑑登録の関係、窓口との違い、取れないときの原因などをひとつずつ見ていきます。
コンビニで印鑑証明を取るための前提条件
まず押さえておきたいのは、コンビニで印鑑証明を取るには二つの条件が必要だということです。
- 条件①
-
事前に印鑑登録が済んでいること
- 条件②
-
マイナンバーカードを持っていること(15歳以上)
この二つがそろっていないと、コンビニのマルチコピー機を操作しても印鑑登録証明書は出てきません。どちらか一方でも欠けていれば、まず区役所の窓口で手続きが必要です。
印鑑登録は「した覚えがある」という人でも、転入や引っ越しのあとに改めて手続きが必要なケースがあります。登録済みかどうかが不安なら、区役所に電話で確認しておくのが早いです。
札幌市のコンビニ交付で確認したい利用条件
札幌市のコンビニ交付サービスは、公式サイトで次のように整理されています。利用時間や手数料は、申請前に一度確認しておくと安心です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用時間 | 6時30分~23時00分(土日祝含む) |
| 年末年始 | 12月29日~1月3日は利用不可 |
| 手数料 | 1通200円(窓口は400円) |
| 必要なもの | マイナンバーカード+暗証番号(数字4桁) |
手数料の差額は1通あたり200円。窓口より安くなったのは令和7年9月からで、2通取る場合は400円の差になるため、カードを持っているなら使わない理由はほとんどありません。
利用時間はかなり広く設定されていて、早朝や夜遅くでも動けます。ただし、システムメンテナンス日は使えないこともあるので、急ぎの日は事前に札幌市の公式サイトで確認しておくと無難です。
東区・北区で近場利用を考えるときの見方
東区や北区で近場のコンビニを探すとき、「どのコンビニでも同じように取れるのか」という疑問は自然です。対応しているのは特定のチェーンに限られていて、対応機(マルチコピー機)が設置されているかどうかが条件になります。
札幌市の公式サイトに掲載されている対応チェーンは次のとおりです(一部対応していない店舗もあります)。
- セイコーマート
- セブン-イレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- イオン北海道・ラルズ・コープさっぽろ など
チェーン名だけで「使える」と判断せず、その店舗にマルチコピー機があるかを確認するのが実際のところ大事です。わたしは近くの店に入ってマルチコピー機を見てから判断するようにしています。
マイナンバーカードで迷いやすい点を整理する
迷いやすいのが、マイナンバーカードの種類と「通知カード」との違いです。コンビニ交付に使えるのは顔写真つきのマイナンバーカードだけで、通知カードや住民基本台帳カードは使えません。
また、マイナンバーカードを取得した日または転入届をした日から、2営業日が経過しないとコンビニ交付サービスは利用できません。引っ越し直後や、カードを更新したばかりの場合はこの点に注意が必要です。

カードが手元にあっても取得直後は使えない日があるんですよね
暗証番号でつまずきやすい場面と対処法
コンビニ交付で使う暗証番号は、利用者証明用電子証明書の数字4桁です。署名用(6~16桁の英数字)とは別物なので、混同しないよう手元で確認しておくと安心です。
暗証番号を3回以上間違えるとロックがかかります。この場合は区役所戸籍住民課か、札幌市マイナンバーカードセンターに出向いて解除の手続きが必要です。コンビニでは解除できないので、間違えそうなときは一度立ち止まるのが無難です。
コンビニ交付と区役所窓口で何が違うか
コンビニ交付と窓口交付は、手数料と時間帯以外にも違いがあります。一番気をつけたいのは、窓口で印鑑証明を取る場合は印鑑登録証(カード)が必要で、マイナンバーカードでは取れないという点です。
コンビニで取る場合はマイナンバーカードだけで完結します。逆に窓口に行く場合は、マイナンバーカードを持っていても印鑑登録証を忘れると取れません。持ち物が変わるので、どちらで取るかを先に決めてから動いたほうが動きやすいです。
コンビニで取れないときに考えたい原因
実際に操作してみて取れなかった場合、原因はいくつか考えられます。
登録自体が未完了のケース。転入後に手続きが必要です。
取得直後や転入届直後は利用できません。日数を確認してください。
3回以上入力を誤るとロック。区役所かマイナンバーカードセンターで解除が必要です。
転出予定が入力されている期間は印鑑証明を発行できません。
当日にあわてないために、自分の状況をひとつずつ確認しておくと動きやすいです。
住民票など他の証明書も一緒に取りたいとき
印鑑証明と同じタイミングで住民票も取りたい、という場面は多いと思います。住民票の写しもコンビニで取れますが、条件が少し違うので注意が必要です。
住民票は本人および同一世帯員のみが対象で、マイナンバーや住民票コードの記載には対応していません。提出先によっては「本籍・筆頭者の記載あり」が必要な場合もあるので、何が必要かを先に確認しておくほうが無駄がありません。
戸籍謄本・戸籍抄本は利用時間が住民票と同じ6時30分から23時まで取得できます。ただし、除籍や改製原戸籍は対象外です。
区役所窓口が必要になるケースを知っておく
コンビニで完結できない場面は実際にあります。窓口対応が必要なのは次のようなケースです。
- 印鑑登録をこれからする場合
- 暗証番号のロックを解除したい場合
- 手数料を無料にする事由がある場合
- マイナンバーや住民票コードの記載が必要な場合
- 除票・改製原戸籍が必要な場合
わたしは、何かひっかかりを感じたら無理にコンビニで完結しようとせず、一度区役所に聞いてみるようにしています。東区役所や北区役所のほうが、対面で確認できて動きやすいこともあります。
札幌市の公式情報を確認する方法
手数料や利用時間、対応店舗は変更されることがあります。申請前には札幌市の公式サイトで最新情報を確認するのが基本です。
「札幌市 コンビニ交付」と検索すると、市の公式ページが見つかります。利用できる店舗の一覧はJ-LIS(地方公共団体情報システム機構)のページでも確認できます。一部対応していない店舗もあるので、近くのコンビニが使えるかどうかはここで調べておくと安心です。
動く前にわたしが確認すること
印鑑証明を取りたいと思ったとき、わたしがまず確認するのは「印鑑登録が済んでいるか」と「マイナンバーカードの暗証番号が手元にあるか」の二点です。この二つが整っていれば、あとはコンビニに寄るだけで済みます。
東区や北区には対応しているコンビニが各所にあるので、帰り道や買い物のついでに立ち寄れる場所はきっと見つかります。今日の夕方、または週末の外出ついでに、暗証番号だけメモしてから出かけてみてください。
手続きがひとつ片づくと、気持ちの余裕が少し増える気がしています。その一歩がスムーズになったら、この記事が役に立てたということでうれしいです。













