ひとり親向けの制度は、手当、給付金、医療費助成、生活支援といくつかあって、最初はどれが自分に関係するのか分かりにくいですよね。
幌ログのエリア担当ライター、シンノスケです。東区・北区を中心に地域の情報を追っています。制度は「どこへ行けば教えてもらえるか」が分かると、少し動きやすくなります。
この記事では、継続して受け取れる手当と一時的な給付金の違い、東区・北区で確認しやすい窓口の場所と役割を順番に整理しています。
支援制度は大きく三種類に分けられる
ひとり親向けの支援は、「毎月継続して入る手当」「一時的に支給される給付金」「医療費や生活サービスの助成」の三種類に大きく分けられます。
どれが使えるかは世帯の状況や所得によって変わります。まず「種類」から頭に入れると、窓口での相談が整理しやすくなります。
継続して受け取れる手当とはどんなものか
代表的なのが児童扶養手当です。ひとり親家庭の親と子どもに支給される制度で、子どもが18歳になった後の最初の3月31日まで受け取れます。
支給は年6回、2か月分ずつまとめて振り込まれます。支給額は所得と子どもの人数によって変わる仕組み。詳しい金額は、申請前に公式サイトか区役所で確認が必要です。
所得や家族の状況で変わりやすい部分
児童扶養手当には所得制限があります。前年の所得が一定額を超えると、その年の8月から翌年7月分の手当が支給停止になります。
迷いやすいのが、所得制限の「所得額」が給与収入とは異なる点です。各種控除を差し引いた後の金額で判断されるため、収入が高くても対象になる場合があります。自分の状況に当てはまるかは、区役所窓口か公式サイトで確かめるのが確実です。
一時的な給付金はどこで確認できるか
児童扶養手当とは別に、低所得のひとり親世帯を対象にした給付金が国や札幌市の事業として実施されることがあります。
ただし、これらは実施時期や条件が年度ごとに異なるため、現在受付中かどうかは必ず公式で確認が必要です。区役所の窓口でまとめて聞くと効率的だと思います。
医療費助成と生活支援も確認できる
ひとり親家庭等医療費助成は、医療機関での自己負担の一部を助成する制度です。申請は区役所の福祉助成係で受け付けています。
また、家庭生活支援員の派遣事業(日常生活支援事業)もあります。就職活動や疾病など一定の理由がある場合に、食事や家事の手伝いを受けられる制度。令和6年2月からは費用が無料になっています。
申請前にそろえておくと動きやすいもの
窓口へ行く前に、手元に用意できるものをある程度確認しておくと当日がスムーズです。制度によって求められる書類は違いますが、共通してよく使われるものがあります。
- 戸籍謄本(最新のもの)
- 申請者の本人確認書類
- マイナンバーが分かるもの
- 所得証明書(前年分)
- 通帳(振込先の確認用)
不足があっても窓口で案内してもらえますが、一度で持参できると手間が省けます。事前に電話で「何が必要か」と確認するのも、わたしは動きやすくて好きです。
東区でまず確認できる窓口の場所
東区役所は北11条東7丁目にあります。保健福祉課の相談担当(011-741-2466)で、手当や給付金の相談ができます。
また、ひとり親家庭支援センターの出張相談が毎週土曜日に東区民センター(北11条東7丁目)で開かれています。時間は13時30分から15時30分。駐車場もあるので、車で来やすい場所です。

東区民センターの土曜相談、駐車場があるので助かります
北区でまず確認できる窓口の場所
北区役所は北24条西6丁目にあります。保健福祉課の相談担当(011-757-2509)で対応しています。
支援センターの出張相談は、北区では麻生団地集会所(北区麻生町4丁目)で毎週土曜日13時から15時に開いています。地下鉄麻生駅から歩ける場所にあり、駐車場もあります。
ひとり親家庭支援センターの役割
区役所の窓口と並行して使いたいのが、ひとり親家庭支援センター(中央区大通西19丁目・電話011-631-3353)です。就労相談、生活相談、養育費相談などを一か所で受け付けています。
月曜から金曜の10時から19時、土日祝も10時から17時まで開いています(年末年始除く)。区役所が閉まっている時間帯でも相談できるのがありがたいところです。
公式情報を確かめるのに使いやすい場所
制度の詳細は「さっぽろ子育て情報サイト」(札幌市公式)に整理されています。手当の金額、対象条件、必要書類、オンライン申請の可否なども掲載されています。
- さっぽろ子育て情報サイト
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札幌市の公式子育て情報サイト。手当・給付金・医療費助成の内容を確認できます。
- 札幌市コールセンター
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電話011-222-4894、年中無休8時から21時。どこへ相談すべか迷ったときに使えます。
口コミサイトやまとめサイトの情報は制度改正で内容が古くなりやすいので、金額や対象条件は必ず公式で確かめることをおすすめします。
よくある勘違いと気をつけたい点
先に確認しておきたいのは、「児童手当」と「児童扶養手当」は別の制度だという点です。児童手当はすべての子育て家庭が対象で、児童扶養手当はひとり親家庭向け。名前が似ているので混同しやすいです。
手当・給付金・助成・サービスの四種類を頭に入れます。
所得制限や対象条件は年度ごとに変わる場合があります。
区役所か支援センターの出張相談に持参できるものを準備します。
迷ったときにわたしが最初に動くこと
制度が多すぎて何から手を付ければいいか分からないとき、わたしなら区役所に電話して「今の状況を話して、何が対象になりそうか聞く」ところから始めます。窓口は申請書を出すだけの場所ではなく、状況を聞いて案内してくれる場所なので、まず電話一本だけでも動きやすくなる気がしています。
土曜日に東区民センターや麻生団地集会所で開かれる出張相談は、仕事がある方でも足を運びやすいと思います。今週末、天気が落ち着いているときに少し時間を作って行ってみるだけでも、「何が使えるか」が少し見えてくるはずです。
手当や給付金の話は、知らないまま時間が過ぎると損をしやすい分野です。まずは今日、さっぽろ子育て情報サイトを開いて、「自分に当てはまりそうな制度名」をひとつメモしてみてくださいね。













