片付けをしていたら、子どもの図工道具の中から使わなくなった彫刻刀が出てきて、何ごみに出せばいいのか手が止まったことはありませんか。刃物なので普通の紙ごみと同じ扱いにはできない気がして、包み方や出し方まで気になってしまいます。
地域情報メディア『幌ログ』で東区・北区を担当しているシンノスケです。仕事帰りに清掃事務所へ問い合わせることもあり、迷いやすい分別ほど先に確認しておくと安心だと感じています。
ここでは彫刻刀本体の分別区分、刃の安全な包み方、ケースや持ち手など付属品の扱い、そして東区・北区で収集日を調べる方法まで、順番に整理していきます。
彫刻刀は燃やせないごみに区分
札幌市の家庭ごみ50音分別辞典では、彫刻刀は「燃やせないごみ」として扱われています。手数料は有料で、指定ごみ袋に入れて出す必要があります。
燃やせないごみは4週に1回の収集です。思いついたその日にすぐ出せるわけではないので、収集日を先に確認しておくと当日に焦らなくて済みます。
ハサミやカッターナイフ、包丁、のこぎりなども同じ「燃やせないごみ」区分です。彫刻刀だけが特別なルールというわけではありません。
刃を安全に出すための包み方
迷いやすいのが、刃をどう包んで出せばいいかという点です。札幌市の公式案内では、刃先を厚紙などで包み、指定ごみ袋の見えるところに「キケン」と表示することが求められています。
厚紙は牛乳パックや段ボールの切れ端で十分です。刃がむき出しのまま袋に入れることは想定されていません。

「キケン」の表示、忘れずに書いてくださいね
ケース入り彫刻刀の分け方
よく迷うのが、ケースに入った彫刻刀セットをそのまま出せるかどうかです。素材によって分別区分が分かれるため、本体とケースは分けて考える必要があります。
プラスチック製のケースであれば「燃やせるごみ」、木製の箱もおおむね「燃やせるごみ」に区分されます。刃だけを厚紙で包み、「燃やせないごみ」として別に出す形になります。
- 彫刻刀の刃
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厚紙で包み「キケン」と表示して「燃やせないごみ」へ。
- プラ製・木製のケース
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「燃やせるごみ」として指定ごみ袋に入れて出せます。
持ち手部分が金属製の彫刻刀もあり、その場合は柄も含めて刃と一緒に「燃やせないごみ」で出すほうが安全です。素材の見極めに迷ったら、清掃事務所に聞いてしまうのがいちばん早いです。
複数本まとめて捨てる場合の注意
子どもの図工セットには彫刻刀が5本、6本とまとまって入っていることが多く、まとめて処分する場面も出てきます。すべての刃をひとまとめの厚紙で包んでしまうと、収集の際に刃先が飛び出す心配があります。
本数が多いときは、1本ずつ厚紙で包んでからまとめて指定ごみ袋に入れる形が無理がありません。「キケン」の表示は袋の外側から見える位置に一つあれば十分です。
袋の口をしっかり縛れるかどうかも、大型ごみと燃やせないごみを見分けるポイントになっています。彫刻刀セットくらいの量であれば、通常は燃やせないごみで収まる範囲です。
東区と北区の収集日を調べる方法
分別区分は札幌市共通ですが、収集日は地区ごとに異なります。東区と北区で同じ日というわけではないので、住んでいる地区の収集日カレンダーを見る必要があります。
札幌市の公式サイトには区ごとの収集日カレンダーがあり、住所を入力すると地区の収集日が表示されます。スマートフォンの「札幌市ごみ分別アプリ」でも同じ内容を確認できます。
- 東区の問い合わせ先は東清掃事務所
- 北区の問い合わせ先は北清掃事務所
- 収集日カレンダーは区ごとに公開されている
わたしは平日、車で移動することが多いので、清掃事務所に電話するタイミングは通勤の帰り道に合わせています。窓口が開いている時間に電話一本入れておくだけで、次の収集日がはっきりします。
家庭ごみと事業ごみの違いに注意
ここで一つ確認しておきたいのは、今回のルールが家庭から出る彫刻刀を前提にしている点です。工房や学校、事業所からまとまって出る彫刻刀は、事業活動に伴うごみとして扱いが変わります。
事業系のごみは家庭ごみのステーションには出せず、許可を持つ収集業者に依頼するか、自己搬入で処理する形になります。個人の持ち物整理で出た分には、通常この区別は関係しません。
札幌市公式情報の確認先を知る
分別ルールは制度の見直しで変わることがあります。実際に令和3年10月には加熱式たばこの出し方が変更された例もあり、数年前の情報のまま出してしまうと戸惑うことになります。
処分の直前には、札幌市の「家庭ごみ50音分別辞典」で品目名を検索するのが確実です。電話で東清掃事務所や北清掃事務所に聞く方法も残っています。
間違えやすい刃物類の出し方
意外と知られていないのですが、彫刻刀以外の刃物も同じ考え方で出す必要があります。ナイフ、ハサミ、包丁、のこぎり、ノミ、剪定バサミといった刃物は、すべて厚紙で刃先を包み「キケン」と表示する扱いです。
刃先を包まずに袋へ入れてしまうと、収集作業をする方がけがをする恐れがあります。ここは自分の手間を惜しまず、確実に守っておきたいところです。
以前、剪定バサミをそのまま袋に入れて出してしまい、収集後に清掃事務所から連絡が来たという話を知人から聞いたことがあります。それ以来、刃物だけは必ず一手間かけるようにしています。
大型ごみに向かないケースの見分け
先に確認しておきたいのは、彫刻刀は基本的に大型ごみの対象にはならない点です。指定ごみ袋に入り、口をしっかり縛れるものは燃やせないごみで出す決まりになっています。
柄が長い工具や、彫刻刀セットの木箱が大きい場合は例外的に大型ごみとして扱われることもあります。サイズに不安がある場合は、大型ごみ収集センターに相談する方法もあります。
刃と、プラ製・木製のケースを素材ごとに分けます。
厚紙で刃先をしっかり包み、テープで留めます。
指定ごみ袋に入れ、「キケン」と外側に書きます。
この3つの手順さえ守れば、彫刻刀の出し方で大きく間違えることはありません。刃と持ち手部分の素材を分けて考えることが、迷いを減らす一番の近道だと感じています。
今日の一歩を決める前に
彫刻刀が見つかったその場で、まだ使う場面があるかどうかを一度考えてみると、処分するかどうかの答えが自然と出てきます。刃先が欠けていないかも、あわせて見ておくと安心です。
わたしも子どもの持ち物整理で彫刻刀を見つけたとき、ケースだけリユースに回して刃だけ処分したことがあります。全部を一度に決めなくても、素材ごとに分けるだけで気持ちが軽くなったんですよね。
今週末、厚紙とテープを用意して刃先を包むところまでやってみると、収集日が来たときにあわてずに済みます。少しずつでも片付けが進む週末になったらうれしいです。













